2008年09月22日

夕焼け

季節がかわる

















↑ 画像、デカめにしてみました。日没の頃、マンションから富士山が見えていました。これから季節がかわっていきます。冬には雪で真っ白の富士山となります。

「障害を持つ コウキくんを 母親が殺してしまった」

その話題がテレビ、新聞に溢れていた今日。なんか、色々がウチとカブってる。ウチの幸希とはまた全然違う障害ですけど…

そのお母さんの行動は許されるものではないのだけど、全面批難する気持ちにもなれないのが正直なところ…ニュース等では もっぱら、

>献花台にお茶を供えた会社員男性は
「子どもを守るべき母親の犯行とは……。理解できない」
と顔を曇らせた。お菓子を供えた近くに住む主婦は
「地域の人に相談すれば助けられたかもしれないのに」と声を落とした。

↑ こんな感じなのだけど、本当の意味で助けって何???

私たちの子供は、高校を卒業するまで、1人で学校さえ行けない子供。
母親がどんなにしんどくても、少し休みたくても、学校には送っていかなくちゃいけない。連れて帰らなくちゃいけない。静かに休みたかったら、とにかく、連れていかなきゃ休めない。布団から出れない位にしんどかったら、自動的に学校も休ませなきゃいけない。
休ませたら介護が待っていて、休むどころの話じゃない。

入院する程に深刻な事態になったら、頼れる場もあるけれど、ほら、ちょっと疲れてて1日、横になりたい…そんな日ってあるじゃないですか。
誰か代わってくれるかい? 送迎ボランティアを探してみても、人手不足。介護制度上では、ヘルパーによる送迎は児童の間は認められない。(もちろん実費ならOKなのよ。高額だけど)

横浜市では、送迎ボランティアさんを1人、指名・登録しておくと、有事の際に、その人にお金を支払ってくれるのです。ところが、このボラさんを自分で探してこなきゃならない…

「知り合いに頼めるような事じゃないしね…」

と、私の周囲では利用している人を聞いたことがありません。

放課後の預け先もない。学童保育も、地域によって、受け入れに差がある。ウチは本当にありがたい事に、はまっこに行く事ができているし、地域の理解もとても大きくて、我が家は本当に恵まれている。
それが、また幸希にも亜希にもいい影響を与えてくれているしね…

本当に助けてもらいたい事にはどうしても及んでくれない。そんな社会が日本の現実にあるのかもしれない。一歩、一歩、年を重ねて改善…では間に合わない。

とは言え、許される事ではないと思うし、事後工作もしてるらしいし…。

ようわかりません。
だけど、発作的に…という事も他人事とは言えない。そして、日本の「世間の目」というのも、厳しい現実だったんだと思う。(くれぐれも その点は私は恵まれてる)


私も幸希が小さい時、訓練がすごく大変で、あんなに訓練を頑張ったのに、障害者手帳が届いた時は、絶望のあまり、幸希と2人で死のうか…と思ってたんだよ〜〜。
信じられないでしょうけどね! 笑 

あの時は、亜希の笑顔に救われた。夫に喜怒哀楽をぶつけてた。そういう事があのお母さんにあれば、また違ったろうか…

あの頃は 

「歩く事も、喋る事も難しいでしょう」


と言われていた幸希が、こんなに色々、できてるジャマイカ!

もちろん健常児からしたら程遠いですが。

「歩くのも喋るのも難しいけど 英語の歌を聞き覚える事はでき、パソコンは自由自在にできますよ」

なんて 言ってくれれば、希望を持てたかな〜????

将来は 予想外の楽しい事もある、そう信じて生きたいと思います。

まさか、あの頃、東京を自転車 3台でかっ飛ばしてるなんて、思いもしてませんでした。それが豪雨の中とかね 爆

明日はお彼岸でーす。












keikei33 at 22:54 │Comments(5)この記事をクリップ!幸希 日々是好日 

この記事へのコメント

1. Posted by ぴー    2008年09月23日 07:09
福岡の事件はなんともコメントしがたいですね…。

それにしても幸希くん、パソコンが自在に出来るなんて本当に羨ましい。
パソコンは障害者にとって強い見方ですものね。
今から自在なら将来有望だわ。
2. Posted by さるる    2008年09月23日 07:18
比べるわけではないけど、今度の事件の子供さんよりもっとひどい障害を持ってる子供を持ったお母さん、一杯います。
知り合いのお母さん、娘さん、7歳だけどまったくしゃべれないし歩けない重度の障害なの。でも、パートタイムだけど大学で働いてる。その間は子供は特別学校に行ってるんだけど、たんが絡んだりしてしょっちゅう呼び出し、彼女は他の人から水分を取ろうとしないから大変だと言ってました。生まれてから熟睡したことがないって。いつも抱っこして寝てるから。
そうやって子供を育ててる人もいるのです。
だから、殺すってことが私には理解できなかった。ましてや、殺されたと工作して自分ではないような顔して葬儀まで済ませるなんて。
私だって、たけぽーの将来に不安もある。でも、私の元に生まれてきてくれたんだから、何があっても守って生きたいという気持ちの方が強い。
3. Posted by ふぢ    2008年09月23日 10:33
しんどいのはわかる。世間や福祉が冷たいってのもわかる(地域によるけど)。百歩譲って無理心中ならばまだわかる。でも手にかけた後工作してるのが許せない。自分だけあわよくば生きようとしたわけでしょう。将来を悲観って自分の将来だけなんちゃうん。
苦しい時に何でも話せる相手がいる事はほんまに大事やと思うわ。
私が死ぬ時は一緒に連れて行きたいとは思うけど先に手にかけようなんて思えん。
4. Posted by keikei    2008年09月23日 18:50
@ぴーさん
いや 自在というのは 自分がやりたい事・・・って程度でね 笑
電車見放題!

@さるるさん
うん、発作的にわいたとしても、最後は思いとどまるのが母親かと…
息子の学校には、学校がある間中、ずっと待機しているお母さん方がおられます。ケアの為にずっと学校の中で待っている。家に帰る事もなく、パートに行く事もなく…大変だろうな と思う前に、どうにか制度が整わないものかと思います。
5. Posted by keikei    2008年09月23日 18:56
@ふぢ姉さん
わかるシリーズ ありがとう 笑

実際、重度の脳性まひで頭はしっかりしてる大人の人が講演で言っていた事なんだけど、お母さんが 踏切で無理心中しようとしたんだって。

その時に 思わず、

「お母ちゃんだけ死んで〜〜〜
オレは死にたないんや〜〜〜!って 必死で言いましたわぁ〜」

って言うてた。みんな、大笑いの大泣きしたのを思い出した。

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